「ちゃんと言ったのに、伝わっていなかった」
夫婦でも、育児でも、仕事でもこんな経験はありませんか?
僕自身、妻との会話や子どもとの関わりの中で
「言ったはずなのに伝わっていない」
そんな場面が何度もありました。
伝えると伝わるは全く別のもの。伝わらない情報は”存在していない”のと同じです。
だからこそ、伝えたいことは正確に、そして相手に届くように伝える必要があります。
この本は、そんな「相手に伝わる技術」をわかりやすく解説してくれてます。
「伝わらない」は、存在していないのと同じ
本書の中で強く印象に残ったのがこの考え方です。
伝わらない情報は、存在していないのと同じ
正しいことを言っていても
論理的に説明していても
相手に届いていなければ意味がない。
これ、夫婦喧嘩でめちゃくちゃ心当たりがあります。
「言わなくても分かるでしょ」
「そんなの当たり前じゃない?」
この“当たり前”は、
自分の頭の中にしか存在していなかったんだと気づかされました。
人は正しいかどうかではなく、伝わったことで判断する。
まず理解すべきは、「伝える」と「伝わる」は全く異なるという事実です。
そもそも自分の脳と相手の脳が見ている世界は異なります。
その前提を忘れると、誤解やすれ違いが生まれます。
「言わなくても分かるだろう」とか「そんなこと当たり前だろう」と考えている限り、自分の考えは相手には伝わない
また、人は基本的に話をあまり覚えていません。
もしくは、最初から聞いていません。覚えていたとしても1時間後には半分忘れます。
人は忘れます。
だからこそ「伝える」は一度きりではなく、少しずつ表現を変えながら繰り返し伝えることが必要です。
伝わる構造の理解
「伝わる構造」は7階建になっています。
①ゴール設定
↪︎何のために伝えるのか目的を決める
②納得感
↪︎相手に内容を理解してもらう
③相手ベース
↪︎「伝えること」≠「伝わること」
「伝わる」は相手が理解すること
④見える化
↪︎相手にイメージさせる
⑤聞く力
↪︎とにかく相手の話をよく聞く
⑥親近感
↪︎聞く姿勢、人間関係をつくる
⑦信頼感
↪︎もっとも大切な信頼関係まで作り上げる
私たちは、「伝え方」というと、「どう話すか」というアウトプットに意識がいきがちですが、伝え方に大切なのは「うまく話すこと」とは限りません。
聴く力、親近感も「伝わる」の大切な要素です。
まず相手の話を聞いて距離を縮め、親近感を生み出すことが大事です。
「伝わる人」が実践している行動
コミュニケーションスキルが高い人は「自分の脳と相手の脳が見ている世界が違うということをしっかり認識している人」です。
そもそも「伝わっていない」「分かってもらうのは難しい」という前提から会話を始めています。
そこからの方が、結果として「伝わる」「分かりあえる」部分が増えます。
まとめ|相手を想うことが、伝わる技術だった
この本を読んで、一番の学びはこれです。
伝わる技術の正体は、相手を想う姿勢
うまく話すことより、正しいことを言うより
相手の話を聞いて相手の立場で考え、信頼関係をつくること。
それができたとき、
はじめて言葉は相手に届く。
夫婦関係も、育児も、仕事も全部つながっていると感じました。
「最近、話が通じないな…」
そう感じているパパに、ぜひ読んでほしい一冊です。


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